成城石井

ローソンが買収

コンビニエンスストア大手のローソンが、首都圏や関西などで展開する高級スーパー「成城石井」を買収することがわかった。

負債も含めた買収金額は550億円を超える模様。ローソンはスーパー事業を傘下に収め、事業の多角化を進める。

成城石井は、三菱商事と三菱UFJフィナンシャル・グループが出資する投資ファンド丸の内キャピタルが全株式を保有する。

ファンドが8月上旬に行った入札には、ローソンなどが応じたが、金額面などで折り合わず不調に終わった。このため新規株式上場も検討したが、再びローソンと協議し、双方が折り合った。株式の取得金額は約350億円、有利子負債の負担が約200億円程度とみられる。

成城石井は、首都圏や関西などに約120店舗を持っている。独自の調達網を生かした高級食材や輸入食品など高価格帯の品ぞろえが強みだ。

参考文献




独自路線ブランドは維持

ローソンは2014年9月30日、首都圏など都市部で高級スーパーを展開する成城石井(横浜市西区)を買収することで、三菱商事系の投資ファンド、丸の内キャピタル(東京)と契約を締結したと発表した。負債を合わせた買収額は約550億円。10月31日に完了する。

成城石井は1927年2月、東京都世田谷区成城で創業。一般の食品スーパーと一線を画し、輸入品や高付加価値商品を中心とした品ぞろえで、独自の路線を歩んできた。

現在は本社を横浜に構え、関東圏を中心に120店舗を展開。社員数は820人、パート・アルバイト従業員は2609人(2014年1月末時点)という。2013年12月期の連結売上高は544億4400万円、連結営業利益は33億3800万円。直近の1年間(13年9月~14年8月)の業績も、連結売上高は601億3500万円、連結営業利益は48億6400万円に達するなど、消費増税の影響などで小売業界が苦戦を続ける中にあって、好調を維持している。

04年に創業家からレックス・ホールディングス(現レインズインターナショナル)が買収し、11年から三菱商事系の投資ファンド、丸の内キャピタル(東京)の傘下に入った。今回のローソンによる買収に関して、成城石井の担当者は「(買収後も)独自性は担保されると聞いている」と説明。「成城石井」のブランドは維持するなど「外から見る部分では何も変わることはないはずだ」との認識を示した。

参考文献





  • 最終更新:2014-10-06 19:31:01

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